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わたしと梓崎優

 みなさんおはようございます。藍川陸里と申します。このページでは、僕が好きなミステリ小説家である梓崎優先生の各著作などについてひたすら語るだけのページです。

兼業作家であるため、いまだ寡作ですが一人でも多くの方に梓崎先生の作品を好きになっていただけたらなと思います。

 

略歴(デビュー以前)

 出身は東京。親が転勤族だったため、幼稚園から小学4年生まではマレーシアのジョホールバル在住。ジャングルがすぐ近くにあり、現地の人がイノシシを追いかけたり集落でワニや蛇が出るような環境で育つ。日本人学校に通っていたものの、ほとんどが英語とマレー語での生活だった(ただし今では話すことはできない)ため、日本語の文字文化から隔絶された生活を送っていた。そのため、幼少期の読書体験は『エルマーのぼうけん』や江戸川乱歩の<少年探偵団>シリーズのうっすらした記憶のみ。

 小学4年生で帰国した際、電車に乗ったら2駅で酔う。都道府県も日本地図もわからず、漢字も書けないという状態であった。その遅れを取り戻すための時間を使ったため読書体験は中学2年生『三国志演義』が最初となる。父親が歴史小説好きであったため家にあった司馬遼太郎、藤沢周平らの本を読むようになった。藤沢周平の『秘太刀馬の骨』や岡本綺堂『半七捕物』でミステリに触れた。

 

略歴(デビュー以後)

2008年

「砂漠を走る船の道」にて「第5回ミステリーズ! 新人賞」を受賞。デビュー。

 

2010年

『叫びと祈り』にて「Best Books of 2010/Amazon.co.jpエディターが選ぶ文芸TOP11」1位

『叫びと祈り』にて「週刊文春 2010年ミステリーベスト10」国内部門2位

『叫びと祈り』にて「2011本格ミステリ・ベスト10」国内ランキング2位

『叫びと祈り』にて「このミステリーがすごい! 2011年度版」国内編3位

『叫びと祈り』にて「ミステリが読みたい! 2011年版」国内篇5位/サプライズ部門2位/本格部門3位

『叫びと祈り』にて「2011年本屋大賞」ノミネート(6位)

 

2014年

『リバーサイド・チルドレン』にて「第16回大藪春彦賞」を受賞

『リバーサイド・チルドレン』にて『2014本格ミステリ・ベスト10』国内編3位
『リバーサイド・チルドレン』にて『ミステリが読みたい!2014年版』国内編4位
『リバーサイド・チルドレン』にて『このミステリーがすごい! 2013』国内編6位
『リバーサイド・チルドレン』にて『週刊文春 2013年ミステリーベスト10』国内編7位

 

梓崎優著作一覧

単行本

叫びと祈り』(2010.東京創元社)

「砂漠を走る船の道」(初出:『ミステリーズ! Vol.31』)
「白い巨人」

「凍れるルーシー」(初出:『ミステリーズ! Vol.37』)

「叫び」

「祈り」

『リバーサイド・チルドレン』(2013.東京創元社)

『サライェヴォ・グラフィティ(仮)』(2017(予定).東京創元社)

 

単行本未収録短編

美しい雪の物語」(『ミステリーズ! Vol.54』所収)

嘘つき鼠」(『読楽 2014年5月号』所収)

 

アンソロジー収録短編

スプリング・ハズ・カム」(『放課後探偵団』収録)

 

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