MMC
北海道大学推理小説研究会(Monday Murder Club)
用語集
あ行
MMC(えむえむしー)
-
正式名称は「Monday Murder Club」本会のこと。
-
推理小説をした書籍を中心に読書会を行い、推理小説の執筆や、夏休みや春休みには合宿や温泉旅行に行ったりする。
か行
合宿
-
8月に催されるイベント。2泊3日のスケジュールで夏を満喫する。ここ最近はニセコのペンションを借り切ることが多い。
-
恒例のように連続殺人事件が発生する。上手く殺されないように立ち回り、犯人を見事推理すれば素敵な景品も。
-
出来る企画は無限大。一年目が提案すれば大体実行される。
-
合宿では合宿課題本として普段の例会できないような分厚い本や難しい本が選ばれる。
課題本
-
例会で取り上げられる本。この本について議論する。
-
通常二冊だが、会員が忙しいときは一冊になることもある。
-
本来全員が読んできてしかるべきものであるが、なかなか全員読了にはならない。年に数度奇跡が起こりネタバレ例会が開催される。
-
課題本決定は二週間ほど前に決めることになっている。推薦者は責任を持って会員に読ませること。
カレー会
-
MMC公式料理(!?)のスープカレーを食べに行く会。北大周辺はスープカレースポットとして名高く、北18条から24条にかけてに心、Voyage、ぐゎらん洞、ガラムマサオ、らっしょブラザーズなど有名店がひしめいている。詳しくはカレーゴッドことOBのすずきさんに聞くと良い。
関東組
-
首都圏に配属になったOBたちのことを指す。あちらはあちらで結束が固く、半ばMMC関東支部と化している。その活動は現在mixiのコミュニティで見ることができる。
如月龍門
-
推理研七不思議の一つ。誰も本当のことは知らない謎の会員。現役作家ではないかとの噂もあるが……
-
ヒント:「八手三郎」「矢立肇」「中野独人」
きよた
-
北18条にあるMMC行き着けの居酒屋だったらしいが、最近利用しているのを見たことはない。お手ごろ価格と多少無理の利くアバウトさが人気らしい。例会のあと、興が乗るとここにくり出したらしい。いつも行っているのでイベントの際に場所がここになるとげんなりムードが漂ったらしい。
-
ビールはなぜかジョッキごと凍ったまま出されるらしい。酷いときは中身も凍っているらしい。
-
一度道路拡張のため移転しているらしい。旧きよたは時館の近くにあり、もっと所帯じみた居酒屋だったらしい。
クラーク会館
-
北大メインストリート最南端に位置する建物。MMCの活動のほとんどがここで行われる。国立大学では最初の大規模な学生会館らしい。開館時間:8:30~21:00、休館日:日曜・祝日及び年末年始の休日となっている。使用には教養棟で申請しなければならないので、いつも教養棟に通う必要がある人が予約係に任命される。
迎撃
-
OBなど札幌を離れていた人が帰ってくるときに行われる歓迎会のこと。大概は飲み会である。
さ行
時館
-
北12条にあるカレー中心の学生向けレストラン。例会がクラーク会館で行えないときはここの2Fミーティングルームを使う場合があるらしいが、長らくそんな事態は発生していない。その場合は要予約なので注意が必要らしい。
しっぽ
-
MMCの内輪向け冊子、とかげのしっぽのこと。
新歓
-
新入生歓迎を略したもの。「~コンパ」「~期」などのように使う。春に行われるものが主だが、それに加えて秋にも行われたことがある。春に大勢が訪れたからといって油断してはいけない。過去の例から合宿まで残れば本物と思われているが、例外はあとを絶たない。
た行
ダブり
-
大学生がもっとも恐れるもの。要するに留年。中にはあまり気にしない人もいる。だが大抵の人の場合はデリケートになるものなので、くれぐれも落ち込ませてはならない。特に例会に来づらくなるようなので会員のフォローが必要である。
とかげのしっぽ
-
MMCの内輪向け冊子。外部向けの冊子はLizard(とかげ)なので、それの弟分ということでこのネーミングになったとか。中身は何か面白いことがあった人が無理やり原稿を送りつけてきたり、特集を組んだり、イベントの感想などを載せる。編集長は代々副会長が勤めることが多いようである。
ドミニオン
-
推理研の某会員がはまっているボードゲーム(カードゲーム)。
-
食事会の後や土日に暇な人を集めてプレイしてたりしてなかったり。ルールがわかりやすく間口の広いゲームです、詳しくは@立まで!
な行
ネタバレ
-
ネタバレ例会のとき以外はいついかなるときでも禁止である。ネタバレに抵触するかの基準としては、「あらすじ、カバー裏などに載っていることはOK」というのが大体の一致した見解。ちなみにこれを破ると罰ゲームを受けることになる。
飲み
-
飲酒のこと、転じて飲み会を指す。「例会のあと~にする?」「~なしの学祭はつらいよな」
は行
ハンドル
-
ハンドルネームのこと。本来、オンライン上の匿名で名乗るときの名前のことだが、MMCではペンネームやニックネームとほぼ同義で使われている。必ず全員ハンドルを決めなければならないが、決めるのが遅いと「S藤」や「F本」のような暫定ハンドルで呼ばれる。ついに最後までその暫定ハンドルで固定されてしまった人もいるので注意すべし。
ベスト
-
1.年末近くなると発表される出版社のミステリ系ランキングベストテンのこと。2.2月末に決定するMMCのランキングベストテンのこと。
-
1.文藝春秋の「週刊文春ミステリーベスト10」、宝島社の「このミステリーがすごい!」、原書房の「本格ミステリベスト10」が有名だが最近では様々なランキング本が増えた。
-
2.OBすずきさんが「このミステリーがすごい」に影響を受け、91年に開催したのが始まり。以後15年の歴史を誇るランキング。毎年、会員の読書傾向がストレートに表れて面白い。
ボードゲーム
-
MMCで代々人気のある遊び。略してボドゲ。カタンや操り人形、バックギャモンなどが代表的なMMC的ボドゲ。
-
現在ボードゲームを持っている会員が少なくなってきたため、ドミニオンを広めようという動きがあるらしい。
-
休日に誰かの家でボドゲ会をするときがある。
ま行
みすりん
-
MMCの最大の売りである、国内最強のミステリ系リンク集。現在は管理者の引継ぎに問題が発生したため、錆びれた感がある。Web管理者は積極的に整備してもらいたいと思う。
ら行
リザード
-
推理研の発行する公式冊子「Lizard」のこと。最後に発行されたのが2002年であり、すでにその現物を持っている人が現役にはほとんどいない。常に復活が期待されている。内容はなんのことはなく、ちょっと真面目なしっぽである。ただ特集などで全体のコンセプトは整っている。
例会
-
MMCの基礎となる活動。毎週月曜日に二冊(ただし会員の都合により一冊になることもある)の課題本について読書会を行う。課題本の推薦者はレジュメを配布して、解説を加える。議論の最後には全員に点数をつけてもらい、平均点を算出する。場所は基本的にはクラーク会館だが時館になることもある。
-
例会のあとは時館かカレー屋、飲み屋に行くことがほとんど。
レジュメ
-
課題本の説明の際に配る要約のプリント。最低限、作者紹介、あらすじ、感想は入れることになっているが、内容は人により様々で、非常に重厚な論文を執筆する猛者もいる。これがあるのとないのでは例会のモチベーションが格段に変わってくる。